日々の日記

盲人専用の老人ホームは数が少ない! 実際の内部事情は?

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全盲の父を老人ホームに入居させるとき、区役所で初めて聞いたのが

【盲人専用の老人ホーム】の存在でした。

ただ、とても数が少なくて愛知県県内では2ヵ所しかなく、どちらか選ばなくてはなりませんでした。

しかし、区役所の方が言うには片方は 職員の盲人の人へのイジメが酷く、やめたほうがいい、と言われ選択の余地なく車で3時間かかる遠方の老人ホームへ申し込むことになりました。

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すぐに入居できるわけではなく、順番待ちとなり早くても1年かかるかも、と言われてたんですが 母を亡くして1人で困っている父の状況を汲んでくれた施設長が2週間ほどで入居を許可してくれました!

2人部屋に入居が決まり、下見に行きましたが案外広く、1人分のスペースは畳3畳ほどありました。

相部屋の方は物静かでいい方のようで安心できました。

最初の1週間は、父も慣れなくて不安だろうと思い、仕事が終わってから車を飛ばして毎日20時頃に会いに行きました。

21時消灯なんですが、盲人の入居者さんしかいないからなのか建物内が暗くなっても電気をつけないので、日が暮れると同時に部屋も廊下も真っ暗で、眠れずにベッドに座り込んでる父は いささか怖かったです・・・

父からは毎日のように電話がきて、「職員からイジメにあっている」とか不満をたくさん聞かされましたが、ほとんど被害妄想らしかったです。

集団生活にも慣れたころ、個人部屋の空きが出て、以前から申請してたので移動となりました。

畳3畳ほどの広さで感覚的には狭くはなりましたが、TVやらポットやら置いて部屋らしくなり、喜んでいたので私も嬉しかったですね。

ヘタに広いとかえって危ないですし……

携帯も購入して操作を覚えてもらったので、今までのように事務所で電話を借りなくてもよくなったので父も気楽になったようです。

もうすぐ78歳になりますが自分の足で歩けて食欲もあり(今年のお正月には家へ連れてきたんですが、お寿司を21貫も食べました!)、言語障害もないので御の字だと思います。

気付けば入居して早10年が経ちました。

この間にはいろんなことがあり、認知症とまではいかないんですが老人ボケが出てきた父は 一時期「帰りたい!帰りたい!」と騒いだり、よく「お金がなくなった!」と何度も電話がきたり。←これが1番困った😖💧

会いに行って おこずかいをあげて帰ってくるのが定番だったんですが、いつの頃からか数日経つと「お金をとられたみたいだ!ポケットからなくなってる」と毎回電話がくるように。

目が見えないだけに、「ベッドの下に落ちてるんじゃないの?」とか『探す』ということが出来ないので万事休す。

わざわざおこずかいをあげに会いにいくのも大変なので、送るようにしてたら義妹から「お義父さん、最近よく嘘ついてお金を送らせようとするから気を付けて!」とメールがΣ(-∀-;)ナニ!?

そこで父を問い詰めたら白状しました……

どうもホームでは父の金遣いが荒く、相談役の職員さんが厳しく資産管理をするようになり、思うようにお金を使えなくなったから、と言う理由だそうですが………

いい年した父が 娘に嘘ついてお金を送らせてたなんてショックでしたよ(´д`|||)

確かに母が生きてた頃も金遣いが荒く、よく母が愚痴ってたからその名残なんでしょうかね…?

ホーム内には喫茶コーナーがあり、軽食が食べられるんですが 入居者同士のお金の貸し借りや「おごる」と言う行為は厳しく禁止されてるんですが、見栄っ張りの父は しょっちゅうおごったりしてたようで寮母さんからよく叱られていたようです。

それが面白くなかった父は、私に電話をして「イジメにあっている」と訴えてたらしいです。

これも後から義妹に事情を聞いて、すっかり父がイジメにあっていると思い込んでいた私はショックで落ち込みました😞

義妹は よくホームに電話をかけてるようで、そこで相談役の職員さんに話を聞いてるようでした。

通帳も全部渡して、父の財産管理はホームの事務員さんが担当してくれているので、年金からホームへの支払いをして残りから父に渡すおこずかいやら貯金やらやりくりしてるそうです。

盲人なので、趣味がない方は本当に1日中部屋の中でジーッとしてたり寝てたりするしかやることがないらしく、ホームでは陶芸クラブや点字クラブやら色々なクラブ活動があり、後は様々なイベントを企画したりして年に1回は名の知れた歌手を呼んで盛り上がっているようです。

最近では、森昌子さんが記憶に新しいです。

ホームでは基本的に自分のことは自分で。と決められているので、掃除・洗濯は自分でやります。

トイレは隣の個室の方と共同で使用しているんですが、このトイレ掃除も交代制。

ここで困るのが、盲人は落ちてるゴミやたまってるホコリが見えないということ。

会いに行くときは、クイックルワイパーやら除菌スプレーやら掃除道具をゴッソリ持って行くようにしてます。

ベッドの下には綿あめのようなホコリが溜まり、ミニテーブルの下には落としたインスタントコーヒーの粒がゴロゴロあり、マグカップの中は変色していて、毎回 激落ちくんでこすって汚れを落としてます。

洗濯物は共同の洗濯室で行うんですが、よく中身ごとなくなったりします。

確信犯だと思いますけどね。。

最初の頃は その度に新しく買って補充してたんですが頻繁に起こるので 買ったらすぐにマッキーででっかく名前を書いて送るようにしました。

すると、お風呂の時に父の名前が書いてある下着を誰かが着用していたら、職員さんが取り返して?くれるようになりました( ̄ー ̄)

あと、残念なことに盲人の老人って家族から厄介者扱いさらる確率が高いんです。。

ホームに入居させたら2度と面会に来ない身内は本当に多い、と職員さんから聞かされた時は寂しくなりました。

そしてそれを分かって入居してくる新しい方は最初のうちは暴れたりするんです。

父の部屋の向かいに来た方も、毎日イライラしていて 父の部屋のTVの音がうるさい、とか携帯の話し声がうるさい、とか とにかく難癖つけては脅し言葉で威嚇してきて 所長が飛んでくるとサッと逃げてしまったり。

父も怖がって「喋ってると怒られるから」と、一時期まったく電話がこなくなりました。

そのキレまくりジジィ、ある日は杖で父の部屋のドアを叩きまくって穴を開けてしまい、所長さんから「今度◯◯さんをイジメたら出ていってもらう!!」と叱られてからは大人しくなったそうです。

こんな年になってまで色々と気苦労してる父が気の毒で、うちの狭いアパートでは同居できないけど、すぐ近所の養護老人ホームが 盲人も引き受けると言ってくれたので、近くに来てもらおうと思い父に話すと、職員さんもよくしてくれるし今のままでいいよ、と言われてしまいました( ;∀;)

けっこう説得したんですが気は変わらず……

まだしばらくは往復6時間かけて父に会いに行く日は続きそうです・・(-_-;)

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