乳がんはマンモグラフィ検査では見つけられないという事を知ってましたか?
マンモグラフィ検査とは、乳房内の組織「脂肪」「乳腺」「石灰化」はX線の吸収が異なるという性質を利用したもので、触診とマンモグラフィをしておけば大丈夫、なんて思っていませんか。
この検査の欠点は、乳腺と乳癌の判別が非常に難しいため、乳腺濃度の高い人では癌との区別が出来ません。
透過力の低いX線を使用していますので被爆リスクは少ないですが、ゼロではないです。
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乳房の内部は、主に脂肪と乳腺組織からできていて、乳腺組織が多く存在している状態を「乳腺濃度が高い」といいます。
ちなみに「乳腺濃度」が高い乳房のことを、英語で「デンスブレスト(dense breast)」と言うんだそうです。
しかし、自分がデンスブレストかどうかなんてわかりませんよね?
なので今人気なのは超音波による検査です。
こちらは被爆リストゼロだし、マンモグラフィのように乳房をはさんだりする痛みもないし横になってジェルを乳房に塗り、超音波のプローベ(探触子)をあてて検査をするので楽ですよ(*^^*)
マンモグラフィで写らない乳がんが超音波検査で見つかった、という事例はよくあります。
40歳を過ぎると乳がんになるリスクが高くなると言われています。
マンモグラフィでの乳がん検査を躊躇しているなら、気軽な気持ちでエコー検査を受けてみるといいですよ♪
デンスブレストは、日本人女性に多いと聞きます。
デメリットと言えば、マンモグラフィは公的に認められているので、無料または少額で検査を受けられますが、超音波検査は公的な検診に含まれていないので、実費負担になります。
マンモグラフィと超音波検査を組み合わせることで、乳がんが発見しやすいので、上手に併用するといいですね!
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